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今日も今日とて、臭いもじゃー

と悲しい気持ちになりかけた瞬間、まて！今日の私のかばんは革じゃねぇ！もこもこムートンかばんだ！！と、気がつきました。一応ムートンちゃんをクンカクンカしましたが全然臭くない。

これはどこから臭ってくるのだろう？とラックの後ろの棚をクンカクンカして回りますが出所が分かりません。怪しい巨大なダンボールに張り付いてスーハースーハーしてると、心配そうに私を見つめる技術さんと目が合いました。

革とかゴムっぽい臭いがするもじゃー

悲しい気持ちで訴えると、はっとした顔で技術さんが言います。「ごめんごめん。それにしても鼻敏感だねぇ〜！」

え？まさかYOUの足の臭いなのか？と私がドキッとしてると、技術さんは棚に置いてあるちっちゃなゴムを指差しました。マニアック機械で使う『生焼けのゴム』が届いたから、出しっぱなしにしてたとのこと。

こ、こいつかーーー！！！犬のお散歩紐ぐらいの長さと太さなのに、すんごい悪臭パワーです。ビニールの中にしまうとピタリと悪臭が止まりました。

これでめでたく解決しましたが、昨日の夜アナスイのかばんちゃんを「もう出てくんじゃねー！」と押入れに封印してしまった後なのでした。ごめんよ冤罪だったよ。

しかしジャケットを汚した罪の公判が始まる。