ロボが朝5時に起きて出社していきました。

いってらっしゃ〜いムニャムニャ(布団の中からお見送り)

そして私は7時に起床。眠くて開かない目をしょぼしょぼさせらがら居間に行くと、見慣れぬ物にどびっくりしました!スーツを着た男が片足をこたつにつっこみ、ソファーからずり落ちる角度で倒れているのです。

死体!?

よく見てみるとそれはロボでした。会社は?なんでスーツで寝てるの?なんだか分からないけどまあスーツくらい脱ぎなさいと起こそうとするとロボが苦しんでます。

聞けばロボは駅まで行ったはいいが、そこで大、いわゆるうんち(念を押して説明)がしたくなったそうです。和式トイレだったのでイヤだなぁと思ったそうですが、取り合えず入り、立ち上がった時に腰を『ぐっきり』やってしまったそうです。私は経験ありませんが、そうとう痛いものらしいですね。ロボはタクシーでひーひー脂汗垂らしながら帰ってきたそうな。

なんで私を起こして助けを呼ばないの?!!と聞きましたが、ロボは寝てる私を起こすのが悪いなぁと思って遠慮したそうです。そしてふとんで寝るにもすり足でしか歩けないので、手前で寝ている私がじゃまでいけません。起こしてしまうなぁと、これまた気を使って行けなかったそうです。

もう大型犬並にやさしい心遣いですね、おねーちゃん感動したよ。けどねロボさん、旦那様の一大事だってのに睡眠を妨害されたからって私は怒ったりしないよ。今度からは遠慮しないで起こしてもいいからね。とやさしくロボを寝かせたのでした。

はい、ここまではいい話。

とかなんとか私がいい嫁ぶったことを言った次の日のことです。朝ぐーすか寝てる私にロボが話しかけて気ました。

ロボ「いや〜、やっぱり」(話の途中)
私「うるちぇーーーーい!!!!!」

即切れです。即切れして私はまた寝ました。ロボがシュンとしてる様子が伺えますが、私は意地で寝ました。自分でもこれは切れるポイントではない、ロボがかわいそうと思っていたのですが、もう限界だったのです。

次回『私はグリに殺される』に続く。