キャメロン先輩の日記を読んだら、結婚式の時の肝心のエピソードが書いてなかったので代わりに私が書いておくね!忘れちゃいけない伝説だもんね!

結婚式に会社のメンバーが揃って参加するのは初です。なので普段見れないフォーマルな姿が見れてとても新鮮でした。キャメロン先輩はバスの中にショールを落としてきたりとアクシデントが発生してましたが、それを取り返すかのごとくゴージャスな付け爪を装着して気合が入っておりました。綺麗にゃん。

しかしこの付け爪は長すぎてあれこれ支障が多く、特にトイレが大変でお祭り騒ぎでした。お腹を引き締めてるガードルが下ろせなくてトイレの中で難儀してるようです。

ついには出てきてしまって「爪がじゃまで下ろせないのよ!誰か下ろして〜!」とか言い出しております。この若さでもう他人様にシモの世話をしてもらうとはさすがキャメロン先輩です。私は個室の中でそのやり取りを聞いていたのですが、どないやねん!と大笑いしてしまいました。もう一人姉御が外にいるのですがどうするつもりでしょう?

しばし無言。ごそごそ。

「むきー!こんな屈辱を味わうくらいなら爪を取るわよ!」キャメロン先輩がブチ切れた!って言うかあんた下ろしてもらってたのか?!それに聞きましたか奥さん!自分で頼んでおいて怒り出すとはなんたる自己中心的な生き物でしょう。今後B型をバッシングする権利を剥奪します。

その後、親指の爪だけを取って自力でトイレを終えて出てきたキャメロン先輩ですが、他の指の爪が外れてトイレに流れていったそうです。ありがとう!死ぬほど笑わせて頂いた上にちゃんとオチまであるなんて!なべち感激!

と、まあキャメロン先輩話だけで終らせても良かったんだけど、怖いから私のエピソードを入れて誤魔化します。

披露宴では私の念願叶ってお肉がいっぱい食べられました。幹事ちゃんが手を着けずに丸々残したステーキを「た、食べたいんだな〜」とおねだりしてモリモリ食べたのです。ああ、肉欲が満たされる〜!。ほんとは全部ぺろりと食べられそうだったのですが、対面の部長と営業さんがびっくりした顔をして色々話し掛けてくるので、しぶしぶ「えへへ、もう食べられないや」とか嘘をついてみました。しかしもう遅いかもしれません。


あ、私のエピソードなんて、キャメロン先輩の話と並べると全然かわいいくてダメじゃないですか!

まいっか!(あっさり)。